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ジェフ&レイソル兼任サポひとり千葉ダービーマッチ男、ことちぃちぃにょ?親方の日々の書き記すまま。 ログは「小」または「最小」でみるべし。


by ta_ch1967
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岩と光とモスクと~マスカットロールプレイング(4)

 スルタン・カブース・モスク。
オマーン国の近代化の父であり、現在も国王として君臨している
カブース国王。1970年に鎖国を続ける実父を英国へ追い出し
即位。国を解放し、近代国家としての道を歩んでいる。
 ちなみに試合会場もスルタン・カブース・スポーツ・コンプレ
ックスの中にある。だいたい、こういった君主がいる国は公共物
には国王の名前がついたりするがこの国もご多分に漏れずとい
うことか。しかし、近代国家としてオマーンを導いた功績は称えて
いいと思う。 
 話は脱線しましたが、炎天下の昼下がりのマスカット市内をダ
ラダラ歩いていると目の前に青銅色のドームが見え、地図には
「スルタン・カブース・モスク」の文字。
 とりあえず、名所旧跡にあたる建造物で立ち寄れるのはここぐ
らい。なんと国立博物館も、軍事博物館も自然史博物館(ちと離
れた場所にある)も13時で閉館だって。
 シンガポール遠征に行ったときも、ホテルの近くのモスクへ見
学に訪れたことはあるが、イスラム原理主義が蔓延る昨今、入っ
ていいのやら…。しかも国王の名前が記されているわけだから、
それなりの格式みたいなものがあるはず。地球の歩き方には、13時
までとなっているが、白装束の人々はその時間を過ぎてもあとから、
あとからモスクへ参拝に来る。無神論者の多い日本では滅多に見られ
るモノではないだろう。
一応、正門前に立ってはみたが、躊躇した。明らかに異教徒だし、
(言い忘れたが、吾輩は空港ですでに玉田アウエーユニを着てるので
日本人バレバレな格好)なにか言われないか心配だったが、兎に角
迷ったら進めの精神に則って中に入ることにした。
 
 イスラム式寺院は肌の露出を嫌う。現地の人が白装束で長めの着物
を着ているのは日差しの関係もあるのだろうが、宗教的な理由もある
だろう。礼儀の関係で正門前で靴を脱ぐ。が、コンクリートは照り付
けていたため靴下を履いていても、直に灼熱の熱が足の裏を襲った(w
by ta_ch1967 | 2004-10-23 03:41 | ゆきゆきて、オマーン。