SBSカップ。
2004年 08月 25日
今月はガマン&忍の一字でJが見られない苦痛を代表戦で補っている。もうすぐ、昼間の試合も増えるだろうから、観戦する機会も増えるはず…。(いまの職場が夜主体&週末が休みにくいのである。また機会があれば触れてみようw)
日曜日は北京五輪組といっても過言でないU19日本代表とブラジル、トルコ、静岡選抜と対戦するSBS国際ユースカップ。
毎年、真夏の静岡の名物になっている大会で、吾輩はここ数年、見に行く機会がなかったが、18きっぷもまだ1回分残っているし、行ってみることにした。22日は最終日で静岡対トルコ、日本対ブラジルが日本平で対戦。
SBS国際ユースサッカー ブラジルV.(結果のみ)。で結果とスタメンを書いてみたがここで改めて大熊ジャパンを見てみよう。この年代でも山本ジャパンと同じ3バック(フラット3)を採用。真ん中には市船でも主将として引っ張った増嶋(東京)、左に水本(市原)、右に柳楽(福岡)。ボランチ小林(柏)。トップ下の兵藤(早大)が試合を組み立て、FWのカレン(磐田)、豊田(名古屋)を操るというチームっぽい。
実は、昨年の冬だっけな、この代表と柏レイソルが練習試合をしたことがあって、平山(現五輪代表)に2点ぐらい奪われた苦い経験を目の当たりにしている。そのイメージが残っているので、もっと"出来上がった"チームかと思われたが、そうでもないらしい。トップ下の兵藤、右サイドの中村北斗(福岡)豊田と交代で入った渡邉の"国見ライン"があると思えば、増嶋とカレンの市船ラインみたいなものがあるように思える。どこか、チームがバラバラに見える。
攻撃はチグハグ、守備も個で対応しているように見える。もちろん、この真夏に中2日、給水タイムを設けるほど"特殊"な大会だけに、むやみに走らないだけ、とみていいのだろうか?
選手的にいうとカレン。FWとしての怖さが全くなし。サイドへ張り出し、クロスを上げたり
する時、やっぱカレンはサイドプレイヤーとして育てた方が面白い、と感じるんだけどね。
(カレンや豊田が前日Jに出ていたことは百も承知。)
最終日しかみていないので、真相は良くわからない。藤枝と愛鷹ではそれ相応のチーム
だったのかも知れない。相手のブラジルも個の突破は見られたが、チーム力としてみると
なんとも頼りない感じ。
もし、この日の実力が本当なら、山本ジャパンが"谷間"の世代なら"谷底"の世代になってしまう。9月にはアジアユースがマレーシアで行われ、最初の真価が問われる。このチームに五輪では出番がなかった平山や、天才とマスコミで持ち上げられている森本(吾輩は16歳にしては完成度が高いだけ、とみてるだけだが 藁)が加わる。SBSカップを見て、マレーシアに行くか否かの結論付けをするつもりだったが、もう少し考えてみようか…。
by ta_ch1967
| 2004-08-25 03:49
| サッカー